頼れる相棒、私の場合やわらかものも紬もOK。 ベロアの光沢で、美人度も一割増し(?)
荻原和歌●料理研究家。等身大の着物暮らしを実践中。日本初のユネスコ食文化創造都市である山形県鶴岡市のふるさと観光大使をつとめる。『R25酒肴道場』『野菜で100品!』(三笠書房王様文庫)など著書多数。 一年の半分を着物で過ごすという荻原和歌さんが、冬のお出かけに重宝しているのが、自ら?ほめられコート〞と呼ぶベロアコート。出かけた先で会う人から「そのコート素敵ね」とほめられることが驚くほど多いのだという。荻原さんはその理由を、「パターンがいいからなのか、着物の上に着たときのシルエットがきれいだからでは」と分析する。
「とにかく着物を選ばないんです。やわらかものでも紬(つむぎ)でも、下駄でも草履でも、何でもなじむコートというのは、実は少ないと思いますよ」
衿の形は、立ててよし、倒してよしの、ツーウェイ。衿を立てれば、衣紋(えもん)から入ってくる冷たい風もぴたりとシャットアウトしてくれる。色が黒なので、衿が肌に触れてしまうとファンデーションの色移りが気になるが「顔に付かず離れずの絶妙な距離なので、ファンデーションも気になりません」。
荻原さんがほめられコートのもう一つの理由にあげるのが、ベロアという素材がもつ光沢感。「顔まわりに艶があると、肌を明るくきれいに見せてくれるような気がします。私はこれを?きれいさ一割増し〞と言ってるんです(笑)」
衿は着物に沿う自然なシルエット。立てると首まわりをすっぽり覆ってくれるので、冷たい風もへっちゃら。ベロア調のポリエステルなので汚れも怖くなく、クリーニングにも出しやすい このコートを軽やかに見せているのは、腰上までの長さにもある。
「帯は隠しておきたいけれど、膝まであると重く感じてしまいます。この丈だと車に乗り降りするときも楽なんです」
こうした点に加え、何よりも感心しているのがコストパフォーマンス。
「これで2万円台なのは本当にお買い得。買い物では失敗もたくさんしましたけど、これは大正解。ばくちに勝った気分です(笑)」。
カジュアルも、きちんとも。万能ベロア
つややかなベロア素材が表情まで華やいで見せてくれるコートは、定番のロングセラー。人気の秘密は、木綿や紬つむぎでの気軽なお出かけから、付け下げでパーティーへという場面までフォローする使い勝手のよさ。お太鼓が隠れる絶妙なショート丈のポンチョ風ながら、きちんと袖があるので振りから忍び寄る冷気を防いで、動きやすさも上々。衿を立てて着れば首元も暖かだ。サッと羽織れて、しかも軽くシワになりにくいから、脱いだら畳んでコンパクトに。外出先での扱いもラクチンだ。ICカードなどが入れられる両脇のポケットなど、2万円台とは思えない満足度の高いつくりもうれしい。また普段着用に、より防寒性を求める人には、衿にフェイクファーをあしらったウール混素材のタイプをご用意。
※現在完売しておりますカラーの再入荷予定はございません。予めご了承くださいませ。
サイズ:着丈70cm・11号くらいまで、色・柄:ベロア・黒、ファー衿・グレー、原産国:日本製、素材・原料:(ベロア・黒)表地:ポリエステル(ストレッチベロア)、裏地:ポリエステル、(ファー衿・グレー)表地:ウール64%・ポリエステル27%・ナイロン6%・アクリル2%・レーヨン1%、(衿部分)裏地:ポリエステル
前スナップボタン3個留め ポケット左右各1 ドライクリーニング 3〜5日でお届けします
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