大人のベーシックを底上げする2WAY帯締め
3色の糸を組み合わせた、ありそうでない色合いと、細身の帯締めとしても、帯留めも通せる絶妙な幅です。開発するに当たり着物スタイリストのコバヤシクミさんにお願いしたのは、大人がつい手に取りたくなる上品なアクセントカラー。
「意識したのは装いに一差ししただけで『あ、私、素敵』と思わせてくれる、まるで口紅みたいな効果のある配色。柄の込み入った着物に合わせればぐっと洗練された印象に、無地感覚の着物には心浮き立つ見どころを生んでくれます」。しなやかで緩みにくい縮緬組で、長さもたっぷり。締めやすさは抜群だ。
【月紅(濃赤系)】
ベースにしたのは青みを含んだ知的な赤。そこにベージュの抜け感と落ち着きのあるボルドーを加えることで品の良い配色に。多色使いの着物もきりっとした印象に、カラーレスな紬(つむぎ)の差し色としても美しい。
【深翠(緑系)】
コバヤシさんが「包容力を感じさせる色合い」と言う緑の濃淡にベージュを組み合わせた、安らぎに満ちた配色。ニュートラルなコーディネートを楽しみたい人にはまさにお薦め。寒色から暖色まで着物の色を選ばない懐の深さが魅力だ。
【凛蒼(紺系)】
ともすると真面目になりがちな紺に、紫の色気をほんのり忍ばせることでやわらかさをプラス。クリアなグレーが全体の洗練度を上げて出番の多い1本に。大島紬などたんすの着物のアップデートや、パステル系の引き締め役としても。