季節によって湿気を吸い込んで膨らみもすれば、木肌を閉じて中の水分量を保とうともする、桐。この特性こそ「桐は調湿性に優れる」といわれる理由である。その桐の特性を知り尽くした「増田桐箱店」がつくるキッチンまわりの優れもの。
根菜など常温で保存できる野菜のために考案された収納箱。防虫性が高く、調湿性に優れた桐は食品の鮮度を保つのにも最適。箱の底にはスノコをほどこし、ふたはこれまた箱屋の技を生かした「45度落とし」の仕様で適度な隙間を生むため、風通しは抜群。すっきり縦長のデザインは狭い台所でも重宝する。