頼れる相棒、私の場合中身が一目瞭然。大量の着物の管理もとっても簡単
石橋富士子●イラストレーター。ペタコの愛称で、刺しゅう半衿などの和小物の製作も行なっている。商品は、「富士商会」の屋号でネットや百貨店イベントなどで販売。著書に『知識ゼロからの着物と遊ぶ』(幻冬舎)など。 13年前に洋服をすべて捨てて、着物生活をはじめた石橋富士子さん。毎日着るとなると、着物や帯、小物の量も増えていく。大量の着物を収納するために、石橋さんが使っているのは、プラスチックの衣装ケースとラックのセット。収納に悩んでいた10年ほど前に、新聞の折り込みチラシで見つけて購入したものだという。
「幅も奥行きもコンパクトなので桐だんすのように場所をとらず、限られたスペースに設置できるのがいいんです。縦に重ねられるので、着物が増えても対応できます」
この商品を以前『七緒』で紹介したところ、「あれはどこで買えるのか」との問い合わせが編集部に多く寄せられた。残念なことに、石橋さんが購入した商品はすでに製造中止となっていて入手不可能。
衣装ケースは専用ラックなしで重ねることも。凹凸がピタリとはまるので、ずれる心配もなし。クローゼットや押し入れ、ベッド下や天袋などのスペースに。 そこで、石橋さんの協力を得て企画・製作したのが、『七緒』オリジナルの衣装ケースと専用のスチールラックだ。
三つ畳みにした着物がぴたりと収まるサイズの衣装ケースは、本体とふたからなるトランク型。
「ケースに取っ手が付いているので、ラックから簡単に引き出せます。何より、透明なプラスチックなので、中身が一目瞭然。その日に着たい着物がすぐに見つかるので、大量の着物でも管理しやすいんです」
スリムタイプは三つ畳みにした着物が収まるサイズ。袷は6〜7枚、単衣、夏物は7〜8枚を、畳紙に入れずに収納。中身が一目でわかるので、管理しやすい。 衣装ケースに入れる着物は、袷なら6〜7枚、単衣なら7〜8枚。オンシーズンの着物を取り出しやすい高さに設置し、季節が変わったらケースごと着物を入れ替えるだけと更衣えも簡単だ。
「袷も6〜7枚になるとかなりの重さですが、ケースが軽くて両手で持ちやすいサイズなので、更衣えでケースを移動させるときも苦になりません」
ラックは、重ねて使うことを想定して強度にもこだわっている。両サイドのフレームが組み立て式でなく一体化しているのも、そのための工夫。背後にはゴムのストッパー、両サイドにはワイヤーを設置し、衣装ケースがずれたり落下したりしないような細やかな設計がほどこされている。
サイズ:(スリム)約幅60×奥行44.5×高さ14cm、収納枚数目安袷6〜7枚、(ワイド)約幅74×奥行41×高さ18cm、収納枚数目安袷7〜9枚 ※袷着物の場合、厚みは二つ折り1.5〜2cm、三つ折り2〜2.5cmで換算、原産国:日本製、素材・原料:ポリプロピレン
本製品は組立式です。
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