着物まわりのお助けアイテムを春夏秋冬、いつでも購入できる『こまものや七緒』。
その企画展を楽しめるギャラリーショップがオープン。
"一点もの"の「二部式帯」や、「洋服とも"兼用"できるバッグ」など、
気になる商品がめじろ押し。
オリジナル帯の店「花邑銀座」の名古屋帯は、店主・杉江羽音さんの古布への愛情に裏づけられた確かな審美眼と、裏地などの隅々にまで配慮が行き届いた仕事がキラリと光る。すべて生洗いを済ませてから仕立て直されているため、古布とは思えないすがすがしい美しさが漂う。
「まさに両A面」と着物スタイリストのコバヤシクミさんも絶賛の半幅帯はタイ東北部で帯用に手織りされたタイシルクをぜいたくに組み合わせたリバーシブル。木綿などのふだん着をはじめ年末年始のパーティーに小紋と合わせても華やかだ。
風が冷たく感じる季節がやってきました。
ふわりと軽く、あたたかなショールは
この時期手放せなくなる相棒に。
着物も洋服も好きだから、お気に入りのバッグも"兼用"にしたい。
小ぶりだったり、持ち手が短いものだったり、着物とよく合うバッグをご用意。
繊細でいて生き生きとした作風が人気を集める
彫金作家・佐々木ひとみさんのブローチは、
もともと横位置のピンを縦にし、
さらにやや小さめにすることで
帯留めとしての安定感も高めた『七緒』特別仕様。
着物を着ると、手や首など、肌の露出はぐんと減る。
その分、出ている部分は、
健やかにきちんとお手入れをしたい。
紹介するのは、使うのが楽しみになる
お手入れグッズの数々。
例えば、爪を形よく切るには、
老舗がつくった、切れ味が抜群のはがねの爪切りで。
また、虫刺されが気になる季節は、
植物由来の成分のみでできた、
虫が嫌う香りのスプレーはいかが?
窓を閉め切って、冷房を低く設定して...もいいけれど、
古き良き日本の夏支度で目から耳から、涼しさを感じたい。
そんな夏仕度にぴったりなのが手わざの道具。
例えば、風鈴や蚊やり器。
鋳物の蚊やり器は、端正なたたずまいで
蚊取り線香を使う時間が、ちょっと楽しみになりそう。
また、優しい音色の吹きガラスの風鈴をかけると耳にも心にも、涼風が吹きそよぐ。