一見落ち着いて見えるのに、コーディネートに取り入れればたちまち洗練度が上がるニュートラルカラー。「たんすの着物に素直に寄り添って、今の自分らしい着こなしにしてくれる、にごりのない色にこだわりました」とは、着物スタイリストのコバヤシクミさん。京都の白生地専門店だからできる上質の生地と、美しい染めも人気だ。
緑碧(りょくへき)
大好きなのに、着るとくすんで見えがちなグレーやベージュも、胸元にすっと差すだけで、顔映りがアップ。色柄の込み入った紬(つむぎ)や小紋も、すっきり都会的に。
桔梗鼠(ききょうねず)
ほんのり赤みを含んだ沈まないグレーは、たんすに眠っている泥大島や藍などのアップデートにも大活躍。白系のワードローブと合わせても洗練度が上がる
黄橡(きつるばみ)
着物や帯の色を選ばず、秋・冬・春の3シーズンを通して使いやすい黄橡。引き算しすぎない絶妙な色の濃度が、ただ無難では終わらない着姿をかなえてくれる。
裏柳(うらやなぎ)
明るい色の帯揚げに挑戦してみたいけれど、手持ちの着物との相性が心配。そんな人にまさにお薦め。お下がりの総柄小紋やレトロな紬も、無理なくきれいめに。
サイズ:約幅30×長さ170cm、原産国:日本製、素材・原料:絹
カタログID:22-003-33/22-003-34/22-003-35/22-003-36/71-001-16/71-001-15/71-001-14/71-001-13