試してみた

気になるアイテム試してみたら

試したのは…

服部純子/ジュエリーデザイナー(手前)
シルバーを中心にした「H&H」を、友人と自由が丘で展開中。

吉永真由美/コピーライター(左奥)
化粧品やインテリアなどの分野で活躍。暮らしまわりの文章も雑誌に寄稿。

小川郁子/切り子作家(右奥)
伝統工芸を現代の感性で形にした切子が大人気。着用の帯留めもご本人の作品。

桐洋風チェスト

二つ畳みの着物を入れてもサイドにはこのゆとり。深すぎないから取り出しもすいすい。

服部「わぁ、この引き出し軽い!」
小川「ホント、するするスムーズ」
吉永「引き出しの浅さもいいですね。畳紙に入れた着物が1段に5枚入るのも、絶妙な気がします」
服部「そうそう、重ねすぎるとシワがつきやすくて、それもストレスに」

3段と3段、3段と6段は付属の金具で連結もでき、二つ畳み用の6段には、移動に便利な隠しキャスター付き。

小川「あと、この気持ちの良いシンプルな佇まいも素敵。フローリングとも違和感がないし、上にきれいな布を掛けてディスプレイ台として楽しんだりもできそう」
服部「桐だから着物も安心ですね」

「米田進栄堂」無地紐なし畳紙10枚組

小川「ん? この畳紙、紐がない」
吉永「仰々しい”御誂”の文字も」
服部「薄紙が中で二重になっている畳紙も多いですが、あれもないんですね。すぐにみすぼらしくなってしまうので、苦手だったんです」
小川「よく考えたら、どれもない方が、気持ちよく使えるのかも!」

上ぶたの裏には、独自の”重り”付き。ぴたっと閉じて、着物の出し入れもらくちんだ。紐なしで安定して使える素材と形状を追求。中身の確認が、窓からできるのもうれしい。

服部「紙質がしっかりしているから、繰り返し出し入れしてもきれいに使えそう」
吉永「収納が快適で美しいと、着るときにモチベーションも上がりますものね」

「小紋屋高田勝」携帯用畳紙

吉永「着物一式を持ち運ぶのって、意外にかさばりますよね」
小川「シワにならないかも心配です」
服部「それがこれを使うと小物までコンパクトに収まっちゃうという」

STEP1 まずは、二つ畳みの着物と帯をセット。STEP2 中心の羽根で押さえながら三つ折りに。
STEP3 最後に帯揚げなどを入れ着脱テープで固定。完成! 驚きの薄さに。バッグに立てて収納OK。

吉永「実際にやってみましょうか?」
小川「広げると展開図みたいですね」
服部「まずは着物と帯を置いて……。あ、この羽根で、着物をしっかり固定できるんですね」
小川「これならシワになりやすいやわらかものも安心して持ち運べそう」

「ツインバード」ハンディーアイロン&スチーマー

小川「いざ着物を着ようとして『あっ! シワ』ってことありませんか?」
吉永「時間のないときに限って」
服部「その点これは、ハンガーに掛けたままでいいからスピーディー。アイロン台も出さなくていいし」

縦、横、斜めどんな角度でもスチームがけ可能。温度も素材に合わせて3段階から選べる。ボタンを押すとシュッ! と力強いスチームが。プレス用アタッチメントも付いた2WAY。

吉永「あとスチームでシワをのばせるから失敗が少なそうですよね。私、アイロンをかけるのが苦手で生地をテカテカにしてしまった経験もあって」
小川「洋服にも使えるし、出しっ放しで、小まめにかけたくなりますね」

「itonosaki」カシミヤニットロングカーディガン

小川「実は私、持っているんです」
吉永「うらやましい!」
服部「私も羽織ってみていいですか?わぁ、着ていないみたいに軽い。しかもうっとりするような肌触り」

フラットに畳んで丸められるから、持ち運びもらくらく。ワントーンで魅せる切り替えは、コーディネート力も抜群。

吉永「カシミヤとベビーアルパカですものね。まさに大人のぜいたく素材。丈も長めでシルエットも女らしい」
小川「私は洋服にもよく合わせていて、リアルに使い勝手がいいんです。少々高いけど買って正解!この暖かさに包まれるたび、そう思います」

「KIMONO MODERN×七緒」Aラインドレープコート

服部「紐もボタンもないって気楽!」
小川「羽織るだけでシルエットが決まるのもうれしいですね。ストールもいいけれど、ずるずると落ちてくるのが、いつも煩わしくて」

広めに取った衿幅が、ドレープ感のあるAラインを演出。袖口を開いた仕立てで、洋服に合わせてもスタイリッシュ。

吉永「あとこの軽さ!防寒性はマストだけれど、年々重いコートが辛くなる身としては見逃せません(笑)」
服部「寒い日は、衿を立てて前を留めても素敵。カラーもベーシックだから手持ちのピンやブローチで変化をつけるのも楽しそうですね」