試してみた

春めく商品 お試し隊(後半)

デザインも、着心地も、使い勝手も。
着物まわりのアイテムがどんどん進化中。
3人の着物好きが、試してみたら……?
(前半はこちらからご覧いただけます)

私たちが試しました!

右から、うどん(「 &マトイニコメ」スタッフ)、岡田知子(イラストレーター)、
佐竹 彩(フリーランスPR )

出番の多さは太鼓判、シンプルカラーの紬

「いち利×七緒」ベーシックカラー結城紬(反物)

帯合わせ次第で、お澄ましにも、 カジュアルにも。そんな本気で使える 無地にこだわった最旬のベーシックカラー。 「無地紬というと無難な色を思い浮かべる方も多いと思うのですが、 本当に必要なのは、自分がきれいに見えて、 着ていて心浮き立つ色。 だから肌映りのいい中間濃度で季節を問わず楽しめる 4色を吟味しました」とは、 着物スタイリストのコバヤシクミさん。 塩瀬の染め帯で食事へ、個性派帯で美術館へ、 とお出かけの幅がぐんと広がる。

「実際に見ると、上品でやわらかい色ですね」

「ニュアンスカラーの無地紬なので、帯が合わせやすい!」

ふんわり軽い ナチュラル木綿

「千織」遠州木綿 みぞれ(反物)

木綿とは思えない軽さと、やわらかな着心地。その秘密は、 昔ながらのシャトル織り機で、糸に負担をかけずゆっくり薄手に織られているから。 複数の色が相まった奥行きのある表情が魅力だ。 紬好きには見逃せない「ショコラ」、入門者にも◎の「ホシゾラ」、 透明感のある「ヒヤシンス」、顔映りのいい「サンゴ」の4色。 生地幅は、ゆとりの 40cm。

「落ち着きのあるベージュで顔映りも良よさそう」

「どの組み合わせもアリですね」

デニム着物を上品に

「KIMONO MODERN」シルクデニム着物(プレタ)

興味はあるけれど、少々ハードなイメージもあるデニム着物。 そこでインディゴ特有の色合いやふだん着としての使い勝手はそのままに、 大人が”きれいめ”に装える上質さを追求したのがこの一枚。 驚くほどソフトで軽くしなやかな風合いは、シルク混のなせる業。 薄手なのでおはしょりがもたつかず、体のラインもすっきり。 ほどよい艶感は、モード系だけでなく上品な帯とも相性抜群だ。 水通し加工済みだから、自宅でのお洗濯も可能。 着つけがラクチンなバチ衿も◎。

「うわあ、軽~い。思ったより、エレガント」

被るだけ。Tシャツ型長じゅばん

「Saku Saku+×七緒」ふぁんじゅスリップ

これ一枚で肌着、裾よけ、長じゅばんを省け、紐も減らせる。 Tシャツ形半じゅばん「ふぁんじゅ」のスリップタイプ版だ。 「裾を長くした上下一体型があれば、着つけがさらにラクになる、 との愛用者の声で製品化しました」と考案者・須賀凌子さん。

「衿芯が入るときれいな衣紋ができる!」

汗ばむ季節に大活躍!

大久保信子流レース袖半じゅばん

汗ばむ春先から夏にかけて意外に煩わしいのが下着の問題。 着物スタイリスト・大久保信子さん開発の半じゅばんは、 着るだけで体のベースメイクができる優れもの。 美しいバストラインをつくるバチ衿の形や、 衣紋(えもん)を抜きやすい後ろが長めの丈など工夫が隅々に。

「ちょこっとレースがかわいい」

「袖もすとんと落ちて細く見えそう」

汗対策や、冷房の冷え防止にも。毎日履きたくなる一枚

「SUZUMEN×七緒」 さらさらステテコ

「着物」にも「洋服」にも使える肌着が、新登場! 素材は、高温多湿な日本の夏にぴったりな高島ちぢみ。 肌当たりの優しい2段ゴムで、履き心地のよさも抜群です。 ストレッチ性のある軽い履き心地で、洗うとさらっと乾く。 ゆかたを着る日に、ワンピースをまとう日にも。 手放せない一枚となりそう。

「ルームウェアとしても良さそう」

「ゴムの締め付けもなく、らくそう」

帯揚げ、帯締めが ぴったり収まる!

「増田桐箱店×七緒」桐小物引き出し

帯揚げも帯締めも、そして帯留めも、1カ所にコンパクトに まとめて収納できたらコーディネートを考えるときにも便利なはず。 そこでお薦めなのが、帯揚げの幅にジャストサイズの 引き出しが3段付いた桐の小物専用収納箱。 ちろん、帯締めも三ツ折りすれば気持ちよく収まる。 専用の仕切り板を使用すれば、立てて収納でき、シワ知らず。 手持ちの小物が一目瞭然で把握できるのもうれしい。 さらに引き出しにピタリとはまる専用の帯留めケースも。

「開け閉めスムーズ。気持ちいい」

「仕切り板で、色や季節を分けても」


「春めく商品 お試し隊」前半はこちらからご覧いただけます。

『七緒』春号vol.77より
文/吉永真由美、撮影/有賀 傑、中林正二郎(snow)