季節のおすすめ

あの手、この手の、雨対策

雨が日常になる、晩春から初夏。
着物を着るのを諦める?
いやいや、もったいない!
思い切って、大満足の雨コートを一枚を手に入れちゃう?
雨や汚れに強い、デニム着物に挑戦するのありですね。
ほかにも、雨でもへっちゃらの帯、
いつもの草履にひと工夫する便利グッズ…。
あの手この手の雨対策を公開します。

シルエット、ぴたり。”お誂え級”二部式雨コート

「おとづき商店×七緒」スマート雨コート(セットアップ)

一生愛せる雨コートを。そんな願いをプレタでかなえたのがこの二部式。まず注目したいのは、シルエットの美しさ。ヒミツはコート下前の衿に付けた長い紐。これを胴に巻くことで下前が体にぴったりフィット。裾すぼまりのきれいな着姿は”おあつらえ級”との呼び声も高い。また振りが閉じているので袖の長さに関係なく着られ、二部式だから裾丈の調整が簡単に。裾よけを着物の丈に合わせて微調整できるので、着物の裾が長かろうと短かろうと自在に対応できるのが頼もしい。撥水(はっすい)加工をほどこした生地で、強い雨もガード。携帯用ポーチ付き。

驚きの軽さ。細かい工夫で、着物をガード

「たかはしきもの工房」選べるきもの用レインウェア UI/雨衣 キコ

着るタイプ「キコ」はさっと羽織れる上着。お太鼓結びにするか半幅帯を結ぶかで、胴まわりのサイズは違うので、どちらの場合もレインウェアを体にぴったり添わせられるように、身頃の合わせは衿に付いている紐で調節。身幅をたっぷりと取ってあるので、上前が風にあおられても、下前が着物をしっかりとガード。衿をしっかり立てておけば、着物の衿が濡れることもない。袖口は水が入らないようにゴム仕様になっているが、ゴムを取り外して着ることもできる。生地にはアウトドア用の防水素材を採用。そして何よりも驚くのが、上下合わせてわずか200gという軽さ。ポーチに入れておけば、バッグの隅にあってもまったく邪魔にならない。万が一のお守りとしても携帯したい。
同じシリーズで、裾除け型の「マコ」、もんぺ型の「ハコ」もあり。上下セットアップで着用すれば大雨の日も安心。

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脱ぎ着がらくちん。一部式雨コート

「井登美」一部式雨コート

男女兼用の雨コートゆえ、中性的なシルエットで色使いもダークで落ち着いた印象。甘すぎるのは苦手という人でもすんなり袖を通せそう。衿を立てて着れば、着物の衿まわりを完全にカバー。大雨でもシャットアウトしてくれる。激しい風雨に見舞われても、下前にある比翼風の内布を上前内側のボタンにかければ、裾がはだけて着物を濡らすこともない。上前と下前は大きなボタンで留めるので、洋服感覚で着用できる気安さも◎。

雨が心配な日は、デニム着物という選択肢も

「KIMONO MODERN」シルクデニム着物(プレタ)

インディゴ特有の色合いやふだん着としての使い勝手はそのままに、
大人が”きれいめ”に装える上質さを追求したのがこの一枚。
驚くほどソフトで軽くしなやかな風合いは、シルク混のなせる業。
薄手なのでおはしょりがもたつかず、体のラインもすっきり。
ほどよい艶感は、モード系だけでなく上品な帯とも相性抜群だ。
水通し加工済みだから、自宅でのお洗濯も可能。
着つけがラクチンなバチ衿も◎。

きれいめで上品。
老舗織物メーカーの洗える帯

「川島織物」ポリエステル名古屋帯

雨対策としても、頼りになる1本が
あの川島織物が手がけたポリエステル名古屋帯。
高級織物で培われた技術を生かし、
糸からこだわってつくられる上品な光沢と色合いは一線を画す存在感。
芯がないので軽く、自宅でも洗える。
ふだん着はもちろん、入卒式などのシーンでも美しく映える。

ふだんの草履を、〝雨仕様〟に

「たかはしきもの工房」守さん

本革草履は絶対的に素敵だけど、ネックは滑ることと、
裏の穴から水が浸み込むこと。
それさえ克服できればいつでも気兼ねなく愛用できるのに、と
「たかはしきもの工房」の代表の高橋和江さんが
ずっと考え続けて思いついたのが登山靴用のビブラムソールを
草履裏に張り付けるというアイデア。
グリップ力のある合成ゴムは、
厚みは約1mmと薄く履き心地は変わらない。
鼻緒をすげ替えるときにははがすことも。
つま先用、うしろ用の2種類。