季節のおすすめ

ふだんにさりげなく。今どき”割烹着”

家でちょっと洗い物をするときも、外出先でお手伝いするときも、なにかと便利な割烹着。白いレトロなスタイルもいいけれど、ナチュラルだったりシンプルだったり、さまざまな割烹着が登場しています。さっと被るだけで、着物を着ての作業が驚くほど楽になること請け合いです。

ふんわり軽い
やさしい肌触り

「ROCCA」久留米織割烹着

年末年始活躍しそうな久留米織の割烹着。シンプルなデザインに、袂がしっかり収まる袖の形や、膝までカバーする長めの丈、スマートフォンも入るポケットなど、便利な工夫がいっぱい。シワになりにくいのも◎

膝下まですっぽり。
シワもつきづらい

シンプル割烹着

シンプルなデザインながら、膝下まですっぽり覆う120cm の着丈や、袂がしっかり収まる袖の形など、使いやすさは十分の割烹着。生地は、大正時代からの丈夫で良質な生地メーカーとして知られる「日清紡」の綿布。じゃぶじゃぶ洗っても、へたれない。軽いので、小さく畳めば持ち運びも便利。 汚れが目立ちにくい紺や茜色(あかねいろ)、喪にも使える薄墨色を用意。

ありそうでなかった!
撥水仕様で水仕事も安心

「おとづき商店」撥水加工の上っ張り

和装コートメーカー・おとづき商店が、雨コートづくりのノウハウを盛り込んだ上っ張り。撥水加工された生地は、水や汚れから強力にガード。合繊ながら適度な落ち感もあり、体のラインにきれいに添う。小さくたたみバッグに忍ばせてもシワになりにくいため、水屋着としてもよし、雨コート代わりに使ってもよし。

前合わせで
脱ぎ着らくらく

「木ノ花」上っ張り

着物で、家事や作業をするときには、上っ張りをはおっていると安心。シワになりにくい無地の麻混紡素材やチェック柄のコットン素材なら、洋服のワンマイルウエア感覚で街中でも違和感がない。色のバリエーションも豊かなので、着物との組み合わせも楽しんで。ワンサイズ展開だけど、帯を圧迫しないゆったりとしたつくりで、内側の紐で身幅を自在に調整することができる。前開きなので着脱も楽々。袖口はゴム入りでしっかりと留まるので、水仕事のときにも便利。たとえば、茶道の水屋着として愛用している人も多い。およばれしたときにサッとはおってお手伝いをすれば、株が上がりそう。

さっぱり清潔な白で
気持ちよく

「たかはしきもの工房」白衣みたいな割烹着

女性医師からのリクエストで開発した、白衣をイメージした割烹着。着やすく、動きやすく、洗った後もアイロンは不要。着物をすっぽりと覆うので、水仕事や拭き掃除も汚れを気にせずできる。お茶席の水屋仕事はもちろん、お葬式や法事のお手伝いにも重宝しそう。