食べるものも肌を守るものも。
自然に近いものを大切にしたい
田中智子さん 「KISSUIEN Stay&Food」大女将
田中美貴さん 「COCHAE」デザイナー
●「きぬもよふ」まゆのお風呂
●スキンソープ(洗顔石けん)

「自然に近いものを大切にしたいよね」 田中智子さん、美貴さんは京都・丹後半島にあるホテル「KISSUIEN」の大女将と、ご子息の妻。ホテルで提供する食事も家のご飯も、安心できるものを選びたいと話す2人のお気に入りが入浴剤・まゆのお風呂だ。 絹織物の町・京丹後では、昔から織物職人の指先がつるりとなめらかだった。生糸に含まれるセリシンという成分が、ヒトの皮膚のたんぱく質に近い構造をしているからだという。そこから着想を得て生まれた入浴剤は、高い保湿性で大人から子供まで肌の乾燥を防いでくれる。「晴れの日やお祭りなど、季節の行事には着物で参加される方も多いですよ。丹後ちりめんの産地ならではですね」。大女将の智子さんにとって着物はお母さまとの思い出が紡がれた特別な存在。「母の着物を着ると、自分の中に母が生きている、守られている感じがする」と言う。 その着物は美貴さんにも受け継がれている。学生時代から着物が好きだった美貴さんは「地域の着物市でもかわいい着物にたくさん出会えるから、もっと気軽に毎日着られるようにしたい」と着物のリメイクブランドをはじめた。 2人にとって京丹後で生まれた入浴剤を使うのは、地元産の野菜を食べるように自然なこと。疲れを癒やしてくれるような香りもいいよね、と家族みんなの肌をケアする入浴時間を大切にしている。


お母さまの思い出とともに、いとおしそうに着物を並べる智子さん。「この絵柄がかわいいわね」。着物トークは世代を超える。美貴さんのひとえと帯は智子さんの嫁入り支度のもの。
田中智子さん、田中美貴さんの愛用品



京丹後で抽出された絹セリシンを配合した入浴剤・まゆのお風呂は、まるでスキンケアをしているような保湿性が特長。繭に含まれる絹セリシンには天然の保湿性、紫外線カット効果、保護機能がある。絹のめぐみを感じてほしい、と丹後ちりめんのふるさとで生まれた。冷暖房による乾燥肌や季節の揺らぎ肌を、しっとりと潤いで包んでくれる。デイリー使いにボトルタイプ、旅行や手土産にパウチタイプも人気。
たなか・ともこ 「KISSUIENStay&Food」大女将(おかみ)。京丹後市生まれ、京丹後市在住。2001年から「プラザホテル吉翠苑」の女将を務める。「お嫁入りのときにはたんすいっぱいの着物を持たせてもらったのよ」とお母さまと着物の思い出を大切に、現代風の着こなしも楽しんでいる。
たなか・みき 岡山県生まれ、結婚・出産を機に京丹後市へ。着物のリメイクブランド「ACHAPO(アチャポ)」、風呂敷や折り紙などを展開するデザイン・ユニット「COCHAE(コチャエ)」などを運営、多彩に活動。丹後の事業者向けのロゴなども手がけている。